五十肩の特徴として時期によって症状が異なるという点が挙げられます。
1.「疼痛期」:1か月以内
肩関節周囲に急性炎症を起こしており、症状の強い時期
この時期は安静が重要なため、痛みをコントロールしながら、姿勢改善など別の部位にアプローチする
2.「拘縮期」:1~3か月
炎症が軽減してくるが周囲の組織が硬くなり、可動域制限を認める時期
痛みに気を付けながら少しずつ動かし始める
3.「緩解期」:3カ月以上
可動域制限が徐々に緩解し始めてくる時期
積極的に動かしていく
多くの五十肩はこれらの時間的経過とともに治癒してきます。