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腰痛による健康被害

腰痛も肩こりと同様に多くの人が経験する不調ですが、慢性化するとさまざまな健康被害や生活の質の低下を引き起こすことがあります。以下に腰痛による代表的な健康被害やその影響について詳しく解説します。


✅ 腰痛が及ぼす主な健康被害

1. 運動不足・筋力低下

  • 痛みによって動くのが億劫になると、筋肉がさらに衰え、血行不良や体のバランス悪化を招き、さらに腰痛が悪化する悪循環に。
  • 下半身の筋力が落ちることで、転倒リスクも上がります。

2. 坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)

  • 腰痛の原因がヘルニアや脊柱管狭窄症などの場合、**足へのしびれや痛み(神経症状)**が現れることがあります。
  • 歩行困難や長時間立てないといった日常生活への大きな支障になることも。

3. 睡眠障害

  • 寝返りや寝姿勢によって痛みが強くなり、ぐっすり眠れなくなることがあります。
  • 睡眠不足は回復力の低下や、精神面の不調(イライラ・うつ傾向)にもつながります。

4. 慢性痛によるストレス・うつ症状

  • 慢性的な腰痛は、「痛みへの不安」や「将来の不安」などから精神的ストレスを引き起こしやすく、うつ病や不安障害と関連することがあります。

5. 消化器系の不調

  • 自律神経のバランスが崩れると、胃腸の働きが悪くなることがあります。
  • また、強い痛みや薬(鎮痛剤)の副作用でも胃もたれや便秘が起こることがあります。

6. 仕事・家事・趣味への支障

  • 慢性腰痛により長時間座れない・立てない・動けない状態になると、仕事のパフォーマンスや日常生活の満足度が大幅に低下します。

🔎 原因となる生活習慣・要因

  • 長時間の座り仕事や前かがみの姿勢
  • 運動不足・筋力のアンバランス(特に体幹)
  • ストレスや睡眠不足
  • 急な動作・重いものを持つ作業
  • 加齢による椎間板の変性や関節の老化

💡 対処法・予防法

対処法内容
ストレッチ・体操腰回り・股関節・太ももを柔らかく保つ
筋力トレーニング体幹・腹筋・背筋の強化(無理ない範囲で)
正しい姿勢デスクワークや立ち仕事中の姿勢に注意
温熱療法湿布や入浴で血行促進、痛み緩和
コルセット急性期や重い負荷をかける場面でのサポートに有効
医療的対応整形外科での画像診断(MRI、レントゲン)やリハビリ

🔔 要注意

腰痛が以下のような症状を伴う場合は、重大な病気が隠れていることもあるので、早めの受診が必要です。

  • 足のしびれや麻痺
  • 尿漏れ・排尿障害
  • 発熱や体重減少を伴う腰痛
  • 安静にしても全く痛みが取れない
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